もどかしい

古希パーキーの症状は、右手から始まった。

思うように動かない。震える。力が入らぬ。

利き手である右が、だんだん壊れていった。

 

字を書くのが、下手になった。が、まだ書ける。

着替えをするのが遅くなった。が、まだできる。

洗濯物を干すのに苦労する。が、なんとかなる。

ハサミを使うのに力不足で困る。が、なんとか。

 

あげていけば、きりがない。

こうしてポンポンと、キー打ちするのも、ぎこちない。

間違えることも多くなった。なさけない、もどかしい。

ポンポン時間が長くなると、右肩まで硬くなってくる。

最近は、20~30分が目安タイムのようだ。

 

もうそろそろ、おしまいタイム。