姿勢反射障害
昨日の続編。
「姿勢反射障害」。これまた難しい名前で、症状の一つ。
体のバランスがとれなくなって転びやすくなること、だ。
まだ自分は転んではいないが、十分に思い当たる段階だ。
立っている時の姿勢が、背中を丸めた前かがみになるのは、
背中の筋肉が強くなって、おなかの筋肉が弱くなるためだ。
とあるが、今さら筋肉が強くなるとは思えない。一方が弱く
なり過ぎたため、両者のバランスがくずれた結果であろう。
ひざを少し曲げた状態で、前かがみの姿勢になって崩れた
バランスを修正しながら、ようやく立っているんだそうだ。
ちょっと器用?なことを、負けるものかと踏ん張る姿だな。
前かがみは、腹筋が弱くなったせいとは知らなかったなあ。
歩く時には、小さな歩幅でヨチヨチと、足があまり上がらないので、
すり足で歩く、とある。まさにその通りの格好で歩く自分がいる。
いったん歩き出すと、止まったり方向転換をすることがじょうずに
できず、とあるが、まだこれは未知のゾーンで、身に覚えがない。
また、この本「パーキンソン病は自分で治せる」には、病気が進行
すると小走りに前に進む「突進」と呼ばれる現象がみられる、とあ
るが・・・4年前の冬の朝、バス停まで急ぐ時の姿は、それに近か
ったような気がする。まだ病名を宣告される前のことだった。