死ぬ時のためのトレーニング 2
10月17日(日) 晴れ(風、強し。寒いくらいに)
やっと、秋の気配を感じるようになった、と思いきや、今日はもう秋も終わりのような北風ではないか。
季節の変化は、スピード違反のごとし、というか。
症状の変化は、勝手気ままに、予測不能というか。
今日は、それほど”気分の悪さ”は、感じられない。
睡魔も、日曜日でお休みなのか、襲ってこないし。
また、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」をとりあげることに。
<死ぬのはがんに限る>を持論とする著者のこの本、すごいすごい。
こんな本を読むきっかけは、パーキンソン病が与えてくれたのだが。
パーキンソン病ですぐに生死がどうこう、というわけではないはず。
なのだが、宣告された者としては、人生に大荷物を背負わされたよ
うに感じるわけで。さてどんな風に、生きるのか?など考えて・・
著者のモットーは、
「救急車は呼ばない、乗らない、入院しない、手術はしない」ということ。
その時の状況によっては、どうしても必要だという時もあるだろうが、基本
的には、自分もそうしたいものだと、あこがれる。
そのためにも、普段からの”死ぬ時のためのトレーニング”が必要になってくる。
著者の場合は、家族の前では、できるだけ痛いの、痒いの、しんどいのはいわ
ない、溜息をついたり、眉を曇らせるようなことも控えて、ふつうに振る舞う、
うなるのは一人きりの時に、という心がけ だという。
なかなか難しいことばかり・・・だからこそ、トレーニングが必要なのか。